「ハイチェアは種類が多すぎて、何を基準に選べばいいの?」と迷っていませんか。トリップトラップ・レモ・すくすくGL・ビヨンドジュニア・ノウスの5台は、どれも足裏がつく姿勢で離乳食を支える点は同じです。
はっきり差が出るのは価格・高さ調整の方法・ハーネス・お手入れの4つで、価格だけでも1万円台から5万円台まで4倍近い開きがあります。
この記事では公式スペックや取扱説明書、口コミ傾向をもとに、5台の違いと、それぞれどんな人に向いているかを解説します。
- 人気ハイチェア5種類の主な違い
- 価格・高さ調整・ハーネス・お手入れのスペック比較
- それぞれどんな人に向いているか

ハイチェア5種類を比較した結論
5台は値段だけでなく性格が違います。トリップトラップは木製の王道、レモは工具のいらないレバー調整、すくすくGLは木製のコスパ本命、ビヨンドジュニアは付属品が最初から全部そろう1台、ノウスはレモに似たデザインを最安級で用意したモデルです。
- デザインと耐久性で長く使いたいなら:トリップトラップ(→記事を読む)
- 工具なしで高さ調整をラクにしたいなら:レモ(→記事を読む)
- 木製を2万円以下で揃えたいなら:すくすくチェアGL(→記事を読む)
- 買い足しなしで使い始めたいなら:ビヨンドジュニア(→記事を読む)
- デザインとコスパを両立したいなら:ノウス(→記事を読む)
ハイチェア5種類の主な違い
| 違い | トリップトラップ | レモ | すくすくGL | ビヨンドジュニア | ノウス |
|---|---|---|---|---|---|
| 定価 | 57,530円 | 41,250円 | 19,800円 | 31,790円 | 14,999円 |
| 高さ調整 | 六角ボルト | レバー | 六角ボルト | ボタン | 六角ボルト |
| ハーネス | 5点式付属 | 5点式付属 | 3点式・別売 | 5点式付属 | 5点式付属 |
| お手入れ | 木部は水拭き | 木部は水拭き | 木部は水拭き | カバー・クッションが洗える | アルコール拭きOK |
違い①|価格
安い順に、ノウス14,999円、すくすくGL19,800円、ビヨンドジュニア31,790円、レモ41,250円、トリップトラップ57,530円です。最安と最高で4倍近い差があります。
ただし価格は「何が付いた状態か」で見え方が変わります。トリップトラップの57,530円は、本体・ベビーセット・トレイ・ハーネスが揃った4in1セットの価格です。すくすくGLはテーブル付きで19,800円ですが、チェアベルトは別売で、立ち上がる子には2,970円の追加がかかります。残る3台はテーブルもハーネスも最初から付きます。
予算の大枠で粗く絞ったあとは、同じ価格帯のなかで次の3つの軸で分けると決めやすくなります。
違い②|高さ調整の方法
工具なしで調整できるのはレモとビヨンドジュニアの2台です。レモは座面裏のレバーで13段階、足のせ板もレバーで動かせます。ビヨンドジュニアはボタン式で、座面9段階と足のせ板を片手で調整できます。
トリップトラップ・すくすくGL・ノウスは、六角ボルトを緩めて締め直す方式です。高さを合わせ直すのは子どもの成長に応じてなので毎日の作業ではなく、六角ボルトでも許容できるという口コミが多く見られました。一方で、レバー式と最後まで迷ったという人もいます。
差が出るのは回数よりも、思い立ったときにその場で動かせるかどうかです。レンチを探して緩めて締め直す手順がないぶん、座り方が気になったときにすぐ合わせられます。席を立つ前に足のせ板を下げておくと足が届かなくなり、蹴り上げて立ち上がりにくくなる、という声もありました。レバーやボタンなら数秒で下げて戻せますが、六角ボルトではこうした使い方はしづらくなります。
レモにはひとつ条件があります。ベビーセットを装着しているあいだは、座面の高さと奥行きを調整できません。ただし足のせ板は工具なしで動かせるため、離乳食期に足裏を合わせるぶんには対応でき、ベビーセットを卒業すれば座面もレバーで調整できます。
ノウスにも似た条件があります。ベビーガードを使う36ヶ月ごろまでは、座面の高さが最上段に固定されます。座面は4段階ありますが、離乳食期に動かして足裏を合わせるのは9段階ある足のせ板のほうになります。
足裏のつきやすさを左右する座面の奥行き調整は、ビヨンドジュニアだけありません。低月齢や小柄な子では足がつきにくいという指摘もありました。
違い③|ハーネス
5点式ハーネスが最初から付くのは、レモ・ビヨンドジュニア・ノウスの3台と、4in1セットで買った場合のトリップトラップです。5点式は両肩・両腰・股の5点で支えるため、立ち上がりや抜け出しを防ぎやすくなります。5点式にしてから立ち上がらなくなった、という口コミも目立ちました。
すくすくGLだけは扱いが違います。標準で付くのは胴まわりのガードと股ベルトで、3点式のチェアベルト(YC-05・2,970円)は別売です。SG基準とEN規格(2020年版)をクリアするのも、この別売ベルトを装着した状態です。生後36ヶ月以下はガードまたはベルトの装着が必須なので、立ち上がりが気になるなら追加する前提で予算を見ておくと安心です。
違い④|お手入れ
手入れの手軽さで差が出るのはビヨンドジュニアとノウスです。ビヨンドジュニアはテーブルカバー・クッション・ハーネスを外して洗え、テーブルカバーは食洗機にも対応します。ノウスは樹脂製なので、本体もテーブルもアルコールで拭き取れます。
一方、木製テーブルのすくすくGL、木部にラッカー塗装を施したレモ、本体が木製のトリップトラップは水拭きが基本です。アルコールや強い拭き取りは塗装を傷める原因になります。レモは木部の塗装が剥げやすいという口コミが目立ちました。
なお洗えるパーツが多いビヨンドジュニアも、木製部分は乾拭きが基本です。消毒液を吹きかけすぎたり水分が多すぎたりすると、塗装剥がれにつながります。洗えるのはテーブルカバー・クッション・ハーネスで、椅子まるごとを水につけられるわけではありません。
ロボット掃除機は、トリップトラップのL字フレームだと脚まわりを通りにくい場合があります。設置状況や機種によって変わるため、使っている機種で確認しておくと確実です。
共通する部分
5台とも、足のせ板を調整して足裏がつく姿勢をつくり、離乳食の姿勢を支える設計です。成長に合わせた高さ調整ができる点も変わりません。
低月齢を支えるベビーセットに、それぞれ使用期限がある点も共通です。また木製の4台は、塗装のムラや色味に個体差があるという口コミも見られました。
ハイチェア5種類のスペック比較
スペック比較表
| 項目 | トリップトラップ | レモ | すくすくGL | ビヨンドジュニア | ノウス |
|---|---|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 57,530円 | 41,250円 | 19,800円 | 31,790円 | 14,999円 |
| 高さ調整 | 14段階・六角ボルト | 座面13段階・レバー | 座面6段階・六角ボルト | 座面9段階・ボタン | 座面4段階・六角ボルト |
| 座面の奥行き調整 | 無段階 | 無段階 | 無段階 | なし | 3段階 |
| ハーネス | 5点式付属 | 5点式付属 | 3点式・別売 | 5点式付属 | 5点式付属 |
| テーブル | プラスチック | プラスチック | 木製 | 木製+プラカバー | プラスチック |
| お手入れ | 木部は水拭き | 木部は水拭き | 木部は水拭き | カバー・クッションが洗える | アルコール拭きOK |
| 楽天で見る |
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- 価格は定価(税込)です。セール・カラーで変わります。トリップトラップの57,530円は、本体・ベビーセット・トレイ・ハーネスが揃った4in1セットの価格です。
- 対象月齢・耐荷重・使用条件は、実際の使用時に確認する取扱説明書を優先して記載しています。公式ページや販売ページと表記が異なる場合があります。
素材は、トリップトラップがビーチ材、すくすくGLがラバーウッド、ビヨンドジュニアがブナ材にクッションを組み合わせた木製です。レモは脚部がアルミ・スチールで、背・座・足のせ板にビーチ材を使っています。ノウスだけは木を使わないアルミと樹脂の組み合わせで、拭き取りやすさはここから来ています。
保証は、トリップトラップが7年、ビヨンドジュニアが3年(クッションは1年)、レモがサイベックス正規品で2年、すくすくGLとノウスが1年です。耐荷重はトリップトラップ136kg、ノウス130kg、ビヨンドジュニア113kg、レモ95kg、すくすくGL80kgとなっています。
使える期間は、椅子本体とベビー期の支えを分けて見ておくと分かりやすいです。耐荷重の数字が示すとおり、椅子そのものはどれも大人まで使える設計。ただし低月齢を支えるベビーセットは、もっと早く卒業します。レモは3歳・15kgまで、ノウスは36ヶ月・15kgまで、トリップトラップは15kgが目安で、すくすくGLは36ヶ月以下のあいだガードまたはベルトの装着が必須です。
ビヨンドジュニアだけは少し構造が違い、ベビーセットを別に付け外しするタイプではありません。6ヶ月ごろから12歳ごろまでを1台でカバーし、その後は大人用のチェアとして使えます。
ハイチェア5種類はどんな人に向いている?
トリップトラップがおすすめな人
座板と足のせ板を、高さだけでなく奥行きまで細かく合わせられます。成長に合わせて足裏がつく姿勢をつくりやすく、7年保証と耐荷重136kgもあるため、価格の高さを使う年数で納得できる人に向いています。
- 木製の本格的なハイチェアを長く使いたい人
- 1972年から続くロングセラーの信頼性で選びたい人
- 16色から部屋のインテリアに合わせて選びたい人
- 高さ調整に六角レンチを使う手間は許容できる人
レモがおすすめな人
工具を出さずに片手で高さを変えられるのが持ち味です。ベビーセットを付けたままでも足のせ板は工具なしで動かせるので、離乳食期に足裏を合わせやすくなっています。
- 工具なしのレバー操作で頻繁に高さを調整したい人
- サイベックスのスタイリッシュなデザインで選びたい人
- 後脚キャスターで移動や床掃除をラクにしたい人
- 木部の塗装ケア(アルコールNG・水拭き)を許容できる人
すくすくチェアGLがおすすめな人
テーブル付きで19,800円と、木製ハイチェアとしては手頃に揃います。膝を曲げやすいW型カットの座板と大きな足のせ板で、足裏がつく姿勢も両立しています。
- 木製ハイチェアを2万円以下で揃えたい人
- 日本メーカー・大和屋の定番から選びたい人
- ナチュラルからくすみ系まで、木製インテリアに馴染む色を選びたい人
- チェアベルトが別売(YC-05・2,970円)でも許容できる人
ビヨンドジュニアがおすすめな人
5点式ハーネス・クッション・トレイが最初から付き、買い足しなしで使い始められます。テーブルカバーとクッションは外して洗えるので、毎食汚れる時期の片づけがラクです。
- ボタン式のワンタッチ調整で高さを変えたい人
- 付属品を追加購入せずに使い始めたい人
- テーブルカバー・クッションを洗って清潔に保ちたい人
- 3年保証で選びたい人
- 座面の奥行き調整がなくても許容できる人
ノウスがおすすめな人
14,999円でレモに似たデザインと5点式ハーネスが揃います。樹脂製なのでアルコールで拭き取れて、木製にはない気軽さがあります。
- 1万円台でスタイリッシュなデザインを選びたい人
- ハーネス・テーブル・ベビーガードを追加購入なしで使いたい人
- アルコール拭きで清潔に保ちたい人
- 2台目・3台目を価格重視で選びたい人
- 高さ調整に六角レンチを使う手間は許容できる人
まとめ
- トリップトラップ:木製の王道で、大人まで長く使いたい人向け(→記事を読む)
- レモ:工具なしのレバーで手軽に調整したい人向け(→記事を読む)
- すくすくチェアGL:木製を2万円以下で揃えたい人向け(→記事を読む)
- ビヨンドジュニア:買い足しなしで使い始めたい人向け(→記事を読む)
- ノウス:デザインとコスパを両立したい人向け(→記事を読む)
5台とも足裏がつく姿勢を支える点は同じで、分かれ目は価格・高さ調整・ハーネス・お手入れの4つでした。まず予算の大枠(2万円以内か、3〜5万円台か)と、譲れない条件(立ち上がり対策でハーネスが標準で要る、汚れたパーツを洗いたい)を分けて考えると絞りやすくなります。そのうえで、高さ調整を工具なしでやりたいかどうかで最後を決めると迷いにくいです。



